ブーツ愛好家必見!ブーツの為のクリーム誕生

待望のブーツクリームが「SADDLE UP」よりリリース!


日本中のブーツ愛好家・靴磨き愛好家の皆様こんばんは!店主のがくです。

靴磨きを始めてから8年間。オイルレザーやクロムエクセルレザー、リスレザーなどオイル分が多いレザーを磨かせて頂く度に最低2種類、多いときは3種類もの商品を使用してきました。

それが、今ではたった一つのクリームでブーツメンテナンスに必須な

  1. 保湿
  2. 補色
  3. 保革

全ての作業が完了するようになりました。なのに作業性も仕上がりも良い。

気づいたんです。「BOOTS CREAM」の本当の凄さに。

ドレスシューズの靴磨きは沢山のメディアで紹介されていると思いますが、ブーツの靴磨きはメディアによっても内容が様々。

なので記念すべきHPリニューアル後、公式ブログ一本目はこれまで使用してきたシューケア用品と合わせて、何万足と磨いてきた経験から本気でブーツメンテナンスを語らせて頂きます。

ワークブーツに求められる “ 水分 ”

雪や雨で乾燥したブーツ

持ち込みの多いオイルレザーの靴には、素材名通り、油分量の多いオイルベースのクリーム(ミンクoilなど)を使っている方が多いと思います。

しかし、僕が実際に感じているのは “ 水分 ” を補給することの重要性です。

というのも、北海道は雪道や雪解け路面で靴が濡れ、そのまま車に乗る。北海道では、車移動の方がとても多いので車内ヒーターに靴がずっとあたっている状態が続くと思います。

車から降りた後は、屋内も温かく乾燥していることで、イメージ以上に靴は早く乾くんです。
その反面、水分が蒸発する際に革の油分までとんでしまう。

北海道各地から日々持ち込まれる皆さんのブーツの多くは、とても乾燥しています。

たどり着いた、北の大地とブーツに適したクリーム

カラカラに乾いてしまった状態の靴はクリームの吸い込みが激しく、
油分量の多いクリームを塗ってしまうと、シミになりやすくベトッとした仕上がりになってしまいます。
一方で、普通の乳化性クリームでは塗っても直ぐに乾いてしまったり、成分的にも持続力に欠けてしまいます。

北海道は年間のうち半分以上、革が濡れる環境だと再確認して以来、
昨年札幌で開店してから、地元北海道の職人さん達が何を使っているのかを聞いて回りました。

その中で、北海道でおそらく一番長く靴磨き店を運営されており、馬具なども長年メンテナンスされている
「シューケア札幌」さんに教えて頂いたアイテムが、

教えて頂いた石山さんありがとうございました


「M.MOWBRAY プレステージ リッチデリケートクリーム」
「M.MOWBRAY プレステージ ビーズエイジングオイル」
この2つでした。

さまざまなアイテムを購入しては試す中で、革の状態を良くするには、この2つが一番ハマりました。
今では「ASHIDO HOKKAIDO」でも、断トツの人気商品です購入頂いた皆様ありがとうございます。

2種類のクリームを併用する重要性

ブーツの水洗いクリーニング

「リッチデリケートクリーム」は水分が多くベトつかず、シミにもなりづらい万能クリームです。
汚れ落としや、水洗いをかけた後、最初にたっぷりと塗ることで、乾燥した皮革にもスゥーっと馴染んでくれます。

油分の多いクリームを塗る前に、このクリーム塗っておくと、革に必要な水分を補給しながら、乾燥した革の過渡な吸い込みを軽減できます。
その為、その後で油分の多いクリームを塗っても、シミやムラになりにくいです。

保湿+保革でもっちりと仕上がります

その後で、油分、ロウ分の豊富な「ビーズエイジングオイル」を塗っています。

スキンケアに使う “ 化粧水 ” と “ 乳液 ” のように、
最初の「リッチデリケートクリーム」の水分を油分で閉じ込めるのに加えて、ロウ分がブーツを雪や水から革を守ってくれるんです。

どちらも正直「補色力」「光沢感」といった、分かりやすい特長がありません。
しかし、90%以上が天然成分で作られていることもあって、
さなざまな状態の、たくさんの革靴に使うことができて、重宝しています。

この2つのアイテムは北海道の足元には必要不可欠だと感じます。

ただ、「補色力」を求められるケースは多く、その度に自然な質感を残すため革を染料で染めてからこの2つのクリームを使用してきました。          

ひとつでも十分、ブーツ用の新クリーム

「リッチデリケートクリーム」と「ビーズエイジングオイル」。

2つを併用するお手入れは、革のコンディションをアップしますが、補色力は無く初心者の方に、これをご自宅で行っていただくのは、すこしハードルが高いと感じることもありました。

だからこそ、「ひとつ、これがあればお手入れは大丈夫」とオススメできる、そんなクリームがあればいいなとずっと願っていたんです。

染料を多く含んでいるのでブラシで塗るのがオススメ

そんなときに、昨年末そんな悩みをメーカーさんにすると全く新しいクリームを開発しているとサンプルを送ってもらったのが今回の「SADDLE UP ブーツクリーム」でした。

オイルベースで、ベタつかない。

「ブーツクリーム」は、オイル・染料ベースでありながら、水分も豊富に含まれています。
少量で靴全体に伸ばせますし、油分が多いので水分を蒸発させず革の中に閉じ込めてくれます。

また、染料ベースなので、革の風合いを生かした仕上がりで、ムラになる感じもすくないです。

北海道の厳しい気候の中でも、オイルレザーは先ずはこのクリームひとつでお手入れは十分だと思います。

2022年1月上旬、サンプル完成時にクリームを送っていただいたんですが、
ラベルがないだけで、もう発売しても良いと思いすぐに取扱いさせて欲しいと連絡し今日にいたります。

初回生産サンプル・初めての使用感でした

ご自宅ではあまりお手入れをされない方にも、ブーツメンテナンスに慣れ親しんだ方にも、自信を持ってお勧めします。

「SADDLE UP ブーツクリーム」は、老舗シューケア用品メーカーである株式会社R&Dさんが長年研究を重ねて開発した、オイルドレザーやクロムエクセルレザーに特化した、ブーツに相性の良いクリームです。

レッドウィングベックマン
ホワイツセミドレス

仕上がりは昔ながらの「ミンクオイル」を使用したときのような、べとッとしたものではなく、滑らかで手触りの良い、 “ さらっ ” としたものになるような成分で作られています。

雪国北海道は勿論、本州の梅雨時期に人気なリスレザーを使用したパラブーツや、男女問わず人気のブランドストーンにも相性抜群です。

ブランドストーン
パラブーツ・リスレザー

染料を使用しているため、年月を重ね、擦れや傷の増えたブーツに使用することにより、色褪せや色抜けを自然に馴染ませながら、自然なツヤ感を与えてくれます。

傷を完全に覆い隠すのではなく、自然に馴染ませサラっと仕上げるという点で、従来のブーツクリームとは異なる全く新しい発想のクリームです。

ブーツ愛好家の一人としても、こんなクリームあったらいいなが実現し本当に嬉しいです。製作して下さった株式会社R&Dさんに感謝申し上げます。

きっと多くのブーツ愛好家に愛されるブーツの為のクリームになると思います。

SADDLE UP ブーツクリーム詳細

カラーは人気ブランドに合わせた4種類

カラー名を見ただけで、どの靴をイメージして作られたか分かった方はかなりのブーツ愛好家ですね。

価格税込 1,650円
カラー展開4色(ニュートラル、エンジニアブラック、ブラックチェリー、シガーブラウン)
原産国日本
内容量60ml
発売日2022年6月上旬一般発売

4月末日ASHIDO HOKKAIDOにて数量限定・先行発売決定

「SADDLE UP」はブーツ、革ジャンのユーザー、バイカーに向けたレザーケアブランドです。

アンティークのオイル缶を彷彿させるレトロなデザインと、シンプルで簡単なお手入れ方法がレザーウェア、ワークブーツ愛好家から支持されています。

「ブーツクリーム」先行販売&コラボレーションイベント開催

株式会社R&D様HPより⇓

「ブーツクリーム」の発売を記念して、「ブーツのミカタ」鈴木理也(みちや) 氏×「ASHIDO HOKKAIDO」佐藤我久(がく) 氏のコラボレーションイベントを開催します。

佐藤我久 氏がサンプル製作時から使用し、“ワークブーツの為のクリームはコレ!”と絶賛する「ブーツクリーム」の先行販売、両氏によるトークショー、世界初のラバーソール専門店「ASHIDO HOKKAIDO」によるブーツカスタムの新提案など、ここでしか見られないブーツマニア必見のイベントです。

日本のブーツ界の第一人者と実力派靴磨き職人が、独自の視点でブーツに関する全てを語りつくします。

【ブーツのミカタ 鈴木理也 氏】

元レッドウィングジャパン代表。自らのYoutubeチャンネル「ブーツのミカタ- The Boot Ally」をはじめとして様々なYoutube動画への出演でも知られている。

自らのブーツブランド「Ol’ Shanks」(オルシャンクス)、奈良の7社の革靴メーカーによる新しい奈良の革靴「KOTOKA」(コトカ)のディレクション、アパレルブランド「JELADO」(ジェラード)とコラボレーションした新しいブランド「THE 2 MONKEYS」(ザ・ツー・モンキーズ)など、今までにないブーツ・革靴を創造し、その楽しさを拡げている。
 


【画像左】鈴木理也 氏のオリジナルブーツブランド「Ol`Shanks」(オルシャンクス)

【画像中央】鈴木理也 氏がディレクションを手掛け、奈良のシューメーカー7社が共同で製造、販売する「KOTOKA」(コトカ)

【画像右】人気アパレル「JELADO」(ジェラード)と鈴木理也 氏がコラボレーションして生まれた新ブランド「THE 2 MONKEYS」(ザ・ツー・モンキーズ)

【ASHIDO HOKKAIDO 佐藤我久 氏】

ASHIDO HOKKAIDO店主であり、北海道、名古屋で修業を積んだ若き靴磨き職人。第一回日本靴磨き選手権に最年少で出場、審査委員特別賞を受賞するなど、輝かしい経歴を持ち、北海道に拠点を移した今でも当時の顧客からの信頼は厚く、郵送での依頼も届くほど。

ASHIDO HOKKAIDO

“北海道の足元から世界を支える道を創る”をヴィジョンにオープンした北海道札幌市の靴修理・靴磨き専門店。靴修理、靴磨きだけではなく、vibramソールを始め雪国北海道に適した雪に強いブーツカスタムやオリジナルオーダーシューズなども手掛けている。

イベント詳細

イベント内容

  • 2022年6月上旬の一般販売に先駆けた、「SADDLE UP ブーツクリーム」先行販売
  • 鈴木理也 氏と佐藤我久 氏によるトークショー
  • 鈴木理也 氏との記念撮影&サイン会
  • 「ASHIDO HOKKAIDO」オリジナルブーツカスタム発表

日時

2022年4月30日(土)|15:00

開催場所

ASHIDO HOKKAIDO
〒060-0042 北海道札幌市中央区大通西15丁目3-12大通西ビル 1階

参加費

税込 3,300円
※ノベルティとして鈴木理也 氏、佐藤我久 氏のサイン入り「SADDLE UP ホースブラシL」をプレゼント。

定員

先着20名 ※完全予約制

予約開始日

2022年4月1日

ご予約はこちらから

https://forms.gle/H9AEMcaEu5rz32Be9